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日々の中での出来事・思いを重ねていきたいなぁ。仕事のことも生活環境の事も友人のことも仲間のことも連ねていきたいなぁ。


by papillon-e
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非生産的

 最近の私は非生産的だ。病気になってからずーっと生産性はない。仕事も止めたし、家事も出来るときにしかできない。学校の行事も参加しないし、人ともあわない。何か生む事、また、新しい事、何もしてない。外出も病院に行く事、または鍼に行く以外は自分から外出することはない。ただ、生きているだけだ。これがけっこう骨が折れる。

 朝、今日の体調を自分に聞く事から始める。苦しい?だるい?痛みは?血圧は??。薬の副作用は?どう現れてる?な~んてね。自分のことだけを考えていればいい。家族の事を見ていればいい。この充実感、幸せ・・・・。この安堵感と平和と温かさをしっかり抱きしめている。別に生産的な人である必要なないのに、すねてしまっているのだろうか。

 仕事をしていたときも、そんな生産的ではなかったし新しい事に無頓着であったかもしれない。何をいきがっているのだろう・・・私。自己顕示欲が強すぎるのかな。肩張っていきがっていたいのかな?なんかな・・・・・・。楽しみも特にないし、やりたい事もそんなにない。新しく人間関係を始めるのも苦手意識があるせいか積極的ではない。

 何かを始めることや自分が生きていた証を記す事も、自己顕示欲の塊であるようで肩が張った気がして心がよそ見する。そのくせ、「忘れられるのが怖い」なんて甘いことを望んでいる。

 「ただ生きる」って難しい。で、生きていることは生産性があると思うのだけな~~~。そういいながらもブログで自分の気持ちや存在を充分顕示しているのよね。醜いな~~~。


 
# by papillon-e | 2008-01-31 15:13

怖い事。

 思うに一番怖い事は、忘れられる事。忘れ去られる事。嫌な事は軽くあしらわれる事。それと、陰口は仕方ないけど、ありもしない悪口を言われたり、話を作ってまで悪く言われる事。

 人の口に戸は立てられないけど、故意に事実でない事で噂が立つのは気持ちいのいいもんでない。でも、そんな人はいるし、人の不幸は蜜の味だからしかたないだろう。人の品格とはそんな所に出るものだろうから、私が相手にする必要もなかろう事だ。耳に入ったら気持ちよい事でないことも確か。時に、自分の立場をよくしたいため、人からの注目を集めたいまでに、ありもしないことや事実出ない悪口を言われたり、上にたつ人に誹謗中傷のメールされたりした事があったけど、ずいぶん悩んだし、気持ちの良いことでななかった。この期に及んでもまだあるか・・・・・。

 私自身、人から好かれるタイプではない事は承知しているけど、ヤッパリこたえる。忘れられるよりいいかな???ねたみとジェラシーには戦うほうが馬鹿らしい。
それにしても、品のない、醜い姿をみせてもらえるのでそれはそれで学びになる。男のねたみの足の引っ張りは醜くきたない。また、女のねたみはえぐい。どちらも汚いけど、誰もが持っている人の姿でもある。仕方ないことだろう。

 今までいろんなことを言われてきたけど、言っていた人たちは私が癌になり長くは生きられない事に喜びを感じて小躍りしていることだろう。それも、また人であろう。少なくとも私自身にも全くないわけではない。死んでから是非、お礼参りをしたい人は少なくとも何人かいる。するかしないかは別だし、できるか出来ないかも別。そのドロドロした感情があるのも生きいているからこそ。そういう意味で「人間はかわいいもの」なのかも知れない。

 「化けてでてやる」と全く思ってないわけでない私もまた、しっかり生きている。[お礼参り」おもしろいではないかい???考えると楽しくなるのも事実。あ~~~~私って俗な人。
# by papillon-e | 2008-01-30 10:53

行ってきました。

 昨日、京都バプテスト病院のホスピスの初診療に行ってきました。もちろん、今すぐに転院が必要とか具合が悪くなって来ているわけではないので心配しなくても大丈夫です。本当に二週間目の後半は「誰が病気なん??」と思うほど元気です。しっかり人間やってます。バリバリ元気になるので、自分でも誇らしいぐらいです

 そう、病院の話・・・・・・。バプテスト病院は祖母も入院していて最期を迎えた病院で、左京区の人には、しかも白川辺りの人にはとても身近な病院です。比叡山に登る国道(?)沿いにあるので交通量も程ほどに多く、また、新築されたようで綺麗になった病院でした。南の病室からは京都市内も見え、なかなかいい感じ。幼稚園の頃、また、小学校の頃は白川に祖父母が住んでいたのでよく遊んでたのでよく知っている土地勘もあり、安心。幼稚園のときによく遊んでいた「ひでのりちゃん」の家の近く。なつかしい・・・・・・・。

 初診は大津先生。若いのにしっかりした、また感じのいい先生。病気が分かって始めに友人にもらった「死学」の本の著者。この本で心構えや病気に対しての理解も出来た貴重な一冊だ。その著者にお目にかかれた。そのことに気がついたのも話が終わりて近付くいいてからだったけど・・・・。しっかり話を聞いてもらえた。これからは3週間に一度の割合で問診に通うことになった。次回からは大津先生ではなく、違う先生でになるらしい。ひとりに30分の問診時間を用意してもらっているようで、今から何を話そうかと考えてしまう。たのしみだ!!!

 たまたまだったのだけど、小学校で一緒ったMさんに出会った。ご主人が今日から抗癌剤の投入で入院だったようだ。御所人の胃癌が見つかったのは夏だったそうだ。元気のいいお母さんで明るく気持ちの言い方だ。ご主人の事を励まし、また明るく接してる様子でとても感じがよかった。いろいろ思うこともあるらしく、私とも話がいっぱいできる。この状況になり、失礼だけどありがたい存在になってくるだろうと思う。お互いに傷の舐め合いはしたくないけど、嬉しい存在に慣れたらいいと思う。

 
# by papillon-e | 2008-01-30 10:21

雪です。

 すっかりご無沙汰しています。年末からすこ~し気持ちが落ち込んだようです。今も少し暗くなっていますが、病気のことではなくいろんなことがぐるぐる回り、涙が出てきたりねちねち昔の事を思い返したりしています。悪い事ではなく、通り過ぎる事だと、必要な事だと思っているのですが・・・・・。

 岩倉はすっかり雪もようです。病院で抗癌剤を抜いてもらってきたのですが、やっぱりこの時期はつらい。身体の節々が痛く、重くだるい。みなそれぞれいろんな症状があるでしょうが、私はこんな様子で過ごしています。

 来週、バプテスト病院のホスピスに繋げてもらう事になりました。いつかはお世話になるところなので今から顔つなぎです。なにやら、楽しそうな先生が居るそうで楽しみも増えます。昨年、一度病棟には足を運んでいるので何となく様子はわかっているつもり。でも、内容は未知なのでわくわくします。先生は「まだまだ早いけどね」と言ってくれています。だから、心配しないでね。

 いっぱい報告する事があるのですが、書ききれないのとこんがらがってしまっていて上手く伝えられません。頭が少しぼけてきているのかしれないな。

 全く更新してないのに、多くの方が訪ねて着てくださり本当に感謝です。ありがとうございます。知り合いの年賀状に「ブログ見てますよ」と書いてくれていたっけ・・・。私の存在を忘れないでいて下さる。こんなに嬉しい事はありません。本当にありがとう。言葉に出来ないぐらい、嬉しいです。ありいがとう。
# by papillon-e | 2008-01-24 12:25

ほう・・・・。

 久し振りに本屋さんに行き、手に取ったものが「暮らしの手帳」の『別冊 がん安心読本』。いまさら・・・・とは思いつつ、目をとおしてみると「いろんな癌の説明」がけっこうしっかり描いてあった。

 鍼の後の少しけだるい体を横にしつつ、目を通してみると中々どうして、改めて確認したり、自分の時の情景と比べてみたりしていろいろ書いてある。癌患者の家族の項目まであった。なんか安心した。

 癌と行ってもいろんな場所で発生してるし、抗癌剤も違う。それすら知らない人が多いと思う。私がそうだった。進行度によっても治療の方法は様々で「じゅつぱひとからげ」にするのはいささか乱暴だし、あまり細かい事を気にしても間違った解釈をするんじゃないかな?

 で、検査から保健の話まで、また諸経費の事も書いてある。もっと早く読んでおけばよかったと少し残念。興味のある人は是非手にとってご覧になられると良いと思う。また、どんな心構えが必要かもガイドラインとして捉えれるように思う。

 ちょっと偉そうだけど、なんか無性におススメしたい。へへ・・・・・・かしこブリッコですわ。
# by papillon-e | 2007-12-18 13:46