日々の中での出来事・思いを重ねていきたいなぁ。仕事のことも生活環境の事も友人のことも仲間のことも連ねていきたいなぁ。


by papillon-e
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2006年 03月 31日 ( 1 )

 京都デザイン協会の創立者の一人でもある林大功氏が亡くなられた。今日、告別式があり、最後のお別れを言いに行って来た。昨日,母が通夜に行き、昔馴染みの顔を見たといろんな思いで話をしてくれた。

 見ず知らずではあったが、告別式で隣になった初老の方が林先生の思い出話を色々してくださり、改めて懐の深い方であった事を耳にした。
 伊勢の出身で京都に来られたそうな。京都に住をとられ、図案(テキスタイルデザイン)の仕事を通じ、デザインの普及に力を注がれた。京都以外の方が京都で活躍されているのをよく耳にするが、林先生もそうだったようだ。京都で活躍されている全ての方がそうではないけど、稲森氏も塚本氏にしても大きく名前を出されている方は京都の方でない方が多いのかもしれない。京都の男氏さん、特にデザイン関係の方はスケール感に乏しく、自分の身を守る事を優先しがちなので、案外あかんのかもしれない。(叱られるぞ〜)

 私自身、林先生とは大きなつながりがないけど、小学校の時から母につれられ,デザイン協議会のパーティー等に連れて行ってもらっていたので顔はよくよく覚えているし、20才過ぎた頃にはデザイン協会が主催するデザイン会議に母の要請でよく参加させてもらっていた事もあり,全く声をかけてもらっていないわけでもない。当時、京都の重鎮に向かい、コマッシャクレタ、生意気な口を多いに叩いて「あれはどこの子や!」と聞かれた事もあった。でも、何と行っても母が目をかけてもらっていたようだ。実際、店の25周年のときは骨を折って下ったし、心を砕いていただいた。当時はよく理解できていなかったが、今となると感謝の気持ちでいっぱいになる。

 林先生は今の協会をどうご覧になるのだろう?創立の理念と情熱は受け継がれているのだろうか?時代と共に理念は変化して行くだろうが、人が持っている情熱はそう変わらなくあるものだろう。もちろん、情熱の元となる目的は違ってくるだろうが・・・。
そう言う意味では,一つの時代が終わったように、私が協会に対する情熱なり愛着なりを持っている必要もなくなってきたのだろうか?秩序も目的も見つけられなくなったら去る事を考えたもよいんでないかな?まだまだ,少しばかり後ろ髪ひかれる事があるから、もう少し考えてみようか。
 林先生を見送り、いろんな事が思い起こされ、また、考えさせてもらえる。告別式でも馴染みのある先生に出会えた。松葉杖でこられていたが、お顔の色はよく、しっかり歩いてられた。それでも、エレベーターに乗ったり、いろんな事で少しだけお手伝いができた。林先生が「おい、そこの子!自分で何が出来るか考えてしっかり仕事をしない」とおっしゃってられるのだろうか?どんな時でも、自分に何が出来るかを考え、恥ずかしいと思うような事をするな!二本の手を使い、人様の役に立つように!と教えていただいているのだろうか?

 林先生。ありがとうございます。いってらっしゃい。
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by papillon-e | 2006-03-31 18:48