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日々の中での出来事・思いを重ねていきたいなぁ。仕事のことも生活環境の事も友人のことも仲間のことも連ねていきたいなぁ。


by papillon-e
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京都デザイン優品 1

 先週の金曜、土曜、月曜の3日間で京都デザイン優品の審査が終わった。金曜は搬入,土曜は審査員による審査、月曜日には搬出だった。私は金曜日はどうしても仕事を抜ける事ができず、土曜と月曜日に参加した。昨年よりも多い点数が集まり、主催した方としてはありがたかった。

 私自身、この優品に参加するようになって今年で5年目。長らくやり過ぎている気がするけど、今年には一つ大きな意味があった。行政の手を離れ(助成金をそれまではもらっていた)、社団法人の事業として独立して3年目だった。資金は基本的に出品量のみ。以前は京都府からの受託事業であったわけで、予算もなんとかもらえていたので応募要項の印刷代も、デザイン代も,認定書の印刷も何もかもなんとかやれていた。ところが、独自事業となるとはなから予算なんかないから善意と奉仕の精神にすがるしかない。本当に手弁当で,いろんな企業や会員の勇士によってなんとか今年までやってこられた。また、毎年出品してくださる企業や個人の方がいないと存在価値もない物になってしまう。いろんな方に支えられ、応援してもらい優品事業が存在する事に改めて感謝する。

 この事業を通し、いろんな学びがあり、人との出会いがあり、私に取って一番大きかったのはチームで仕事をする、同じ目標をもって作業をする喜びを知れた事だ。良き友、よき仲間に巡り会えた。こんな財産はそう,簡単に手に入らないと思っている。
京都府のKさんとはもう5年の付き合いになるだろう。彼は今は部署も変わり違う所で仕事をしているが、それでも気にかけ、後任のMさんと共に土曜日には一緒に汗をかいてくれる。情熱と意思のある方でこのKさんがいなければ単独事業としてここまで続けてこれなかったろうし、4年前に思いっきり挑発してもらえなかったら存在さえなかったかもしれない。何かの終わりがあり、また始まりがあるけど、その時にどんな思いを持ったメンバーかによって事の成り行きもきまるのであれば、3年前に始まった時のメンバーはなるべくしてなった人たちなのだろうと思う。京都府のKさん、Nさん、協会の実行委員長T、N、F氏、事務局のKさん、それとおこがましいが私。
 協会の他のメンバーが経過や内容を知っている人、理解してくれている人がいるかは別だけど、作業を通して社会貢献出来る,奉仕活動ができる社団法人は大事な事だろうと思う。

 今年の優品に参加してくださった全ての会社の写真があるのでご覧下さい。
http://kyoto-design.net/photo_album/2006_yuhin_snap/
by papillon-e | 2006-03-29 18:11